SOSU(素数)を世界共通語に!

数字に関することを自由に書いていきます。

半素数、楔数を知ろう

#6

 

前回は、素因数分解について説明しました。

numbermania.hatenablog.com

 

数字を素数のかけざんに分解するということでしたね。

 

前回も少し触れましたが、以下のことがわかります。

 

素数であれば、これ以上細かく素数のかけざんの形で表せない

素数でないなら、2つ以上の素数のかけざんの形で表せる

 

2、3、5、7、11といった素数は2つ以上の素数のかけざんの形には表せません。もともとの数が素数なので。

 

一方、素数でない数である4、6、8、9といった数は、2つ以上の素数のかけざんの形で表すことができます。

 

(4=2×2、6=2×3、8=2×2×2、9=3×3)

 

ここまでが復習。今回は、2つの新しい数を紹介します。が、そんなに難しくないので安心してください。

 

素数と楔数(くさびすう)です。1つずつ説明していきます。

 

★半素数

 

素数とは、「2つの素数のかけざんで表せる数」のことです。

 

上に出てきた4、6、9や、10、14、15、21などは半素数ですね。(実際に素因数分解をしてみて確かめてみましょう)

 

2つの素数は、同じ数であっても構いません。

 

★楔数

 

「くさびすう」と読みます。楔数とは、「3つの異なる素数のかけざんで表せる数」のことです。

 

僕も詳しくは知りませんが、楔数だと「異なる」という条件が必要になるのです。

 

つまり、8=2×2×2、12=2×2×3は楔数ではありません。

 

楔数の例を挙げると、

 

30=2×3×5

42=2×3×7

66=2×3×11

70=2×5×7

 

などです。かけざんに出てくる素数は全部違いますよね。

 

 

#2でも書いたように、全体の数字に占める素数の割合はそんなに高くありません。

numbermania.hatenablog.com

 

そもそも、偶数は素数ではありません。身近で見かける数字も、素数でない数が多いかもしれません。

 

そこで、今回紹介した半素数や楔数を思い出してもらいたいのです。

 

素数でなくても、半素数なのかどうか、楔数なのかどうかを確かめてみてほしいのです。

 

確かめ方は素因数分解です。頭の体操ですね!

 

数をみて、その数が

 

素数なのか

素数なのか

楔数なのか

それともそれ以外なのか

 

判定してみると面白いですよ。

 

また、今後のブログでも「〇〇素数」や「△△数」といったものをたくさん紹介していきます。

 

面白い性質の数もあるので、興味のある方は引き続きこのブログを読んでみてください。

 

この記事を見て、少しでも数字に興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

【補足】素数に興味を持った方へ

 

素数一覧」でググると、最初の小さい素数を調べることができます。

 

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