今から始めるSOSU JUDGMENT(素数判定)
#4
SOSU(素数)を世界共通語にしたい
というモットーで始めたこのブログ。
ただし、SOSUに限らずあらゆる数字に興味を持ってもらいたいのが本音です。
今後はSOSU以外のことも書いていく予定ですので、お楽しみに。
さて、
今回は
SOSU JUDGMENT(素数判定)
について書いていきます。言葉が難しそうですが、そんなに踏み込んだ話はしません。この記事を読み終わったときに、
よし、これから素数判定してみよう!
と思っていただけるように書いていきます。
そもそも素数判定とは何かというと、言葉の通り
数が素数かどうかを判定すること
です。
突然ですが、7は素数ですか?
一方で、10は素数ですか?
(10が素数ではない理由は、1と10以外に2と5を約数に持つからです。)
このように素数かそうでないかを確かめることが素数判定なのです。わかりましたか?
ただし、数が大きくなると素数判定は難しくなります。
例えば、
221は素数ですか?
と聞かれて、あなたはすぐに答えることはできますか?
(正解は素数ではありません。)
このように、数が3桁や4桁と大きくなっていくにつれて素数判定は難しいことがおわかりいただけると思います。
「じゃあ、素数判定なんてしなくていいじゃん」
と思うかもしれませんが、実は
素数かどうかをすぐに判定できる方法がいくつかあります。
今回はその中の一つとして、3の倍数判定を紹介します。
まず、結論から書くと、
各桁の数字の和が3の倍数なら、元の数も3の倍数
ということ。
18であれば、各桁の数字を足すと1+8=9となり、9は3の倍数です。
よって、18は3の倍数であることがわかります。
普通、素数判定の際は割り算をしていく必要がありますが、3の倍数判定なら足し算をすればいいのです。難易度は低くなるのです。
練習問題をいくつか。以下の数は3の倍数でしょうか。
57
61
89
141
33331
上に書いたように、足し算をすれば3の倍数か判定できます。
5+7=12 → 3の倍数 → 57は3の倍数
6+1=7 → 3の倍数でない → 61は3の倍数でない
8+9=17 → 17は3の倍数でない → 89は3の倍数でない
1+4+1=6 → 6は3の倍数 → 141は3の倍数
最後の33331は3が4つあります。それらの和が3の倍数になるので、残りの1を足すと3の倍数ではなくなります。よって、33331も3の倍数ではありません。
3+3+3+3+1=13 青の太字部分が3の倍数
→ 33331は3の倍数でない
いかがでしたか?
3の倍数かどうかを判定するのは、そんなに難しくありません。
ぜひ、身近で見かけた数字を3の倍数か判定してみてください。
ちょっとした足し算の問題なので、頭の体操になるはずです。
他にも、9の倍数や11の倍数などの判定法もあります。興味のある方は調べてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【補足】素数に興味を持った方へ
「素数一覧」でググると、最初の小さい素数を調べることができます。
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